建物が大きくて、有線LANを引くのも大変。
そんなユーザーさんが居て、無線LANの中継器なんかも考えていました。
でも、中継器って2台までしか繋げないので(バッファローの場合)、遠くまで行けない。
そこで選択したのがPLC。
今はもう、過去の遺物(笑)
普及しなかったな~・・・残念
「PLC」とは何か?
電力線搬送通信(Power Line Communication)の略ね。
つまり、電力線(つまり普通のコンセント)をLANケーブルとして使うというもの(すごく大雑把w)
コンセントとコンセントにそれぞれ機器を付けて、LANの信号をやり取りします。
理論上、コンセントがあればLANが繋がります。
で、バッファローの「PLC」を付けてみました。
しかし実際は、電力線の系統によって繋がらない、とか難しいのよね~
色々苦労して繋げたけど、不安定だったりしてね~
まあ、最終的には断念しました(笑)
さっきも書いたけど、2台しか数珠繋ぎにできない。
しかもSSIDが親機と違うから、子機を接続しなおす必要がある。
あまり遠いと、親機の電波を拾わないし、近いと今度は親機の電波が強いので意味が無い。
なかなか置く位置とかが難しい。
だから、あまり使いたくない(笑)
で、最初に戻るけど、メッシュWi-Fiが良いな~・・・と思っていました。
メッシュWi-Fiと言うのは、中継器(紛らわしいがメッシュの中継器w)を網の目上に配置し、Wi-Fi網を作るというもの。
9台まで繋げます。
実際、確認はできていないが、補完しあうみたい。
それがバッファローから発売されたので、さっそく使ってみました。
「connectアプリ」をPlayストアからインストールすれば設定は簡単。
アプリの指示に従っていけば、ほぼ設定できます。
で、無線子機はAOSSを使わず、暗号化キーを直接入力すれば、親機、子機を意識することなく、電波の強いものに簡単に繋がります。
従来の中継器と違いSSIDも同一。
電波が弱い場合、間に一台置けば大体強くなります。
とにかく、悩まないのが良い(笑)
いいこと尽くめのようですが、幾つか問題点もあります。
トライバンドと言って(デュアルバンドもあるようです)、三つの帯域を使いますが(2.5GHz一つ、5 GHz二つ)、それを選択することができません。
つまり、機器が「一番良い」と判断した帯域に勝手に繋ぎます。
それから、チャンネルも指定できません。
よって、細かい設定にこだわる人や企業は使えません。
「安定して繋がっていれば良い」という、人や企業にはお勧めです。
PCサポーター坂上の「日記」?です。