1998年に誕生した「Vine Linux」ですが、2021年5月4日にリリース終了が発表されました。
最初から日本語に対応した国産ディストリビューションとして人気がありましたが、2000年代以降は他のディストリビューションもほぼ日本語に対応し、人気が低下していました。
私もファイルサーバーを何台か立ち上げたりしていたので残念です。
今後はどうしていこうか・・・
そもそも、「Vine Linux」でファイルサーバーを立ち上げた理由は、昔のNASは使い物にならなかったからです。
CPUの能力が低く、アクセススピードが恐ろしく遅かったのです。
また、共有の権限設定ができませんでした。つまり、一部の人たちだけが見たい、という設定ができなかったのです。
「Windows Server」はありましたが、当然ですが値段が高い。
それに対して「Linux」は無償でしたので、色々調べて「Vine Linux」を選択しました。
「Chromebook」は「Chrome OS」を搭載したパソコンです。実は「Chrome OS」も「Linux」です。
戦略的に上手く行ったのでしょう。「Chrome OS」は年々シェアを伸ばしています。既に「Mac」を抜いているようです(世界的に見て)。
私とすれば、キーボードやマウスの使い方が「Windows」とは違うので、面倒だと思うのですが・・・
最初から「Chromebook」を使っていれば、問題ないのでしょう。
他の「Linuxディストリビューション(LinuxをベースとしたOS)」の多くは「Windows」とほぼ同じように使えるんですけどね~・・・
多くの「Linuxディストリビューション」が普及しなかった大きな理由は、「Office」の問題だと思います。
「Word」「Excel」が絶対的な力を持ち過ぎた。
昔の「OpenOffice.org」をスタンダードにしておけば、「Linux」の未来も変わっていたとおもうのですが。
ああ、それとフォントの問題も有りましたね。
でも、それは「IPAフォント」とかで何とかなったはず。
「Chromebook」は将来的にどう切り抜けるのでしょうか?WEB版があるから良いのかな~?
検証不足です。また調べてみます。
ファイルサーバーとしての力も無くなりましたし、使い道があまりありません。
「HDDは生きているが、HDDから起動できない」というケースはCDブートの「Linux」を起動して、データを救出することがあります。
後は、使わなくなったパソコンに「Linux」を入れて、WEBを見るだけとか?
「Vine Linux」が更新されなくなったので、他のディストリビューションを探さないと・・・
今、一番メジャーなのは「Ubuntu」ですが、名前がちょっと・・・
まあ、でも一応勉強しておこうかと思います。
PCサポーター坂上の「日記」?です。