ウイルス対策ソフトについて

 



1.ウイルス検索機能しかない

T社、S社のソフトが統合セキュリティソフトであるのに対し(カスペルスキーも統合)、「NOD32」はウイルス検索機能のみです。それでもスパイウエアーやフィッシング詐欺には対応しています。問題は、
・対ハッキング(ファイアウォール)
・対スパムメール
ということになります。

 

では、対ハッキングからケース別に考えてみましょう。

その1 インターネット接続がルータを使用している場合
・・・外部から不正アクセスは受けづらく、ファイアウォールはなくても、ほぼ大丈夫と考えられます。

その2 OSがXP以降で有る場合
・・・Windowsのファイアウォールがありますので、上記よりは危険が大ですが、何もないよりは安全かと。

その3 OSがXP以前のものの場合
・・・何か対策が必要です。フリーのファイアウォールソフトというものも多く存在しますが、初心者には難しいでしょう。一番簡単なのはルータを入れることです。3,000円程度のものもありますので、購入を検討された方が良いと思います。その2の場合もルータがあった方が良いでしょう。

※但し、ファイアウォールソフトを入れればより強固です。(上記のいずれの場合も)フリー版、製品版の使用を視野に入れるのも良いかもしれません。

参考URL(フリーのファイアウォールソフト)
http://www.gigafree.net/security/firewall/

プロバイダでメールのウイルスチェックサービスをしている所もありますが、「それで安全」ではありません。
メール以外にも、常時接続をしていたり、HPを閲覧したり、Winnyを利用したりすればウイルスに感染する確率は高い、ということです(決してWinnyを推奨しているわけではありません。違法性の高いソフトだと思っています)。
だから個々のパソコンに対策が必要なのです。

 

次にスパムメール対策を考えてみます。

その1 プロバイダに「迷惑メールフィルタ」が有る場合。
・・・多くの場合、プロバイダは無料で学習型の「迷惑メールフィルタ」を用意しています。それを利用しましょう。普通、件名に「SPAM」とか「MEIWAKU」と付きますので、それをOEのルールで振り分けます。

やり方参照
http://email.biglobe.ne.jp/spam/setmailoe.html

その2 プロバイダに「迷惑メールフィルタ」が無い場合。
・・・ちょっと面倒ですが、「Thunderbird」をいれましょう。フリーのメールソフトで迷惑メールを振り分けることができます。
使い方は、また後述します。

その後、VistaではWindowsメールが導入され、迷惑メール対策が出来るようになりました。
Windos7でMicrosoftは、なんとメーラーを標準でプレインストールしない、という暴挙(?)に出ましたが、Windows Live メール、Thunderbirdどちらを入れても、迷惑メール対策は出来ます。
二つ要るのかどうかは見解の分かれるところです。

 

 

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